※2019年3月現在
ねえねえ、住宅ローンってなんだか難しい言葉がたくさんあるよね。何から勉強すればいいかな?
そうじゃな。家を買うときには一般的には、ローンを借りるから基本的なことは知っておきたいのう。まずは金利には、変動金利と固定金利があることを理解したい。金融機関からお金を借りるときに、どっちの金利にするかは重要じゃよ。
うううん、すでに難しそう。「固定金利」ってのは、借りている間、ずっと金利が変わらないってことだよね。
それは、「全期間固定金利」というものじゃ。固定金利はさらに「全期間固定金利」「固定期間選択型金利」に分けられる。まず、「全期間固定金利」から説明するぞ。
これは、返済期間中は金利がずっと変動せず、毎月返済額が一定なんじゃ。たとえば、最初に月10万円を返済することになったら、ローンが終わるまで、その金額しかかからないというものじゃ。
じゃあ、「固定期間選択型金利」ってのは?
固定金利のなかには、「3年固定」「5年固定」「10年固定」というように、最初に年数が明記されているものがあるぞ。これが「固定期間選択型金利」というものじゃ。金利がはっきりしているのは、その年数だけということじゃ。金利は、全期間固定型に比べて低いうえ、「10年」より「5年」、「5年」より「3年」というように、固定期間が短いほど、低く設定されておるぞ。ただし、その固定期間が終わったあとは、その時点での金利が適用されるから先のことは読めないんじゃ。
ふーん、ちょっと怖いかなあ。じゃあ「変動金利」はどんなの?
変動金利は、一般的に年2回金利が見直されるものなんじゃ。とはいっても、金利が変動するとすぐ返済額が変わるわけではない。実際の返済額は5年に一度、見直される。ただ、メリットとしては、一般的にはもっとも低金利ということ。つまり、毎月返済額も一番少なくて済むぞ。
金利が低いのはすごくいいよね。でも、5年ごとに返済額が見直されるんだと「変動金利」って、「5年固定」と同じじゃない?
いやいや。5年間、金利が上下すると、その間の元本と利息を調整するんじゃ。ここで、ずっと金利が上がり続けていても、毎月の返済額は、払っていた分の1.25倍を超えないルールがある。とはいえ、これまで毎月10万円払っていたのが急に翌月から15万円払うということにはならない。ただし、金利が上昇して利息が増えた分は、返済が先送りされるので、いつまでたってもローンが終わらないというリスクがあるぞ。
えー、怖い。
いやいや。変動金利はすべてやめたほうがいい、とも限らない。
全期間固定金利は安心じゃが、今は市場最低の低い金利水準が続いておるじゃろ。低金利メリットを最大限に受けるためには、変動金利という選択肢もある。ただし、この場合、どんな人にでもよいわけではない。
どんな家族がどんなローンを選んだらよいかは、一誠商事に相談してほしい。ファイナンシャルプランナーもいるから、人生を長期にみて、子供が生まれたときや、大学に行くとき、親の介護費用が必要になるときなど、シミュレーションして、アドバイスできる。
次回は、もう少しローンの選び方について説明するぞ。
今回のポイント
- その1 全期間固定金利は、借入期間中ずっと毎月返済額が変わらない
- その2 固定期間選択型は、その期間内だけ毎月返済額が変わらない
- その3 変動金利は5年に一度、返済額が変わる可能性あり
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記事の監修者:一誠商事編集部
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