※2018年8月現在

ねえねえ、今回は、リフォーム済のマンションのチェックポイントを教えて。良い点はたくさんあるよね。

リフォーム済のマンションは、すぐに居住できるのがメリットじゃ。設備も最新のものが導入されていることもあるので、中古マンションのイメージが覆されるぞ。

そうよね、じゃあ、新築マンションを内覧するみたいに、家具を置けるかどうか、どんな生活をするかなど、イメージを考えて見て行けばいいのかな。

そうじゃな。蛇口をひねって赤い水が出ていないか、排水はどうかなどの設備もの状態も大事じゃ。加えて、手元の家具が入るか、などメジャーを用いて測ってみていこう。浴槽には子どもと一緒にはいれるかも実際に入って調べる。買い換える予定の家具やカーテンがあれば、予定の場所を測って、図面にサイズを記入しておきたいぞ。床にきしみはないか、壁紙に汚れなどはないかもみていこう。

じゃあ、内覧は早く済みそうだね。

そうでもないぞ。リフォーム後のマンションでは、忘れてはならない場所がある。たとえば、見えないところじゃ。壁や天井、床下は外側からはわからない。元々の北側の部屋にカビが生えていた場合、断熱性能が低かったかもしれない。ここで、断熱性能を高めないまま、リフォームしてしまうとまた、カビが生えてくる可能性があるんじゃ。そこで、見えないところにどんなリフォームをしたかを聞いてみたい。

そっかー。見えないところは大事だよね。

築年によっては、床下の配管が取り替えられているかは大事になるぞ。まず、マンションでは、室内の床下を通る配管は、部屋の持ち主のものということを知っておきたい。もし、築年たったマンションで、床下の配管を原因として漏水が起きれば、部屋の持ち主の責任になるんじゃ。

えー、そうなの?下の階に漏水させたら大変だね。

そうじゃな。ただし、配管の寿命は、元々の配管の材質や、配管同士をつなぐ継手というものの材質とも関係する。もし、ステンレス管が用いられているなら、40年以上はもつんじゃが、こういうマンションは築年浅いはずじゃ。一般的には、「硬質塩ビライニング鋼管」というものが用いられている。これに継手は、「防食継手」と言われるものが用いられていれば、30年程度はもつぞ。

そうなんだ。じゃあ、材質も確認したいね。

もし、「硬質塩ビライニング鋼管」が用いられており、配管を取り換える時期が近い築20年超のマンションを検討している場合。床下にある配管が取り替えられているかどうかも確認しよう。せっかく床を張り替えたマンションなのに、配管が取り替えられていなければ、漏水の可能性は残る。漏水すると、床をはがして工事をすることになってしまう。下の階への賠償と、床の工事費は、持ち主が負担することになるぞ。

じゃあ、事前に分かっていれば安心だね!

今回のポイント

  • その1 設備はそのままで使えるか確認!
  • その2 メジャーで測ってサイズを確認!
  • その3 見えないところのリフォーム内容を確認!

不動産投資に不安がある方も初めての方も
どんなことでもお気軽にご相談ください

当社では、総合的な不動産投資コンサルティングを承っております。
不動産の収支改善のご相談やローンの見直しなどはもちろん、
賃貸管理・確定申告などまで幅広くご相談いただけます。

不動産投資に不安がある方も初めての方も<br />
どんなことでもお気軽にご相談ください
ISSEI

記事の監修者:一誠商事編集部

一誠商事株式会社が運営する情報サイト編集部。

不動産売買・賃貸経営・土地活用・不動産相続から快適な暮らしや住まいのことまで、不動産に関する幅広いお役立ち情報を発信しています。

創業50年、茨城県南・県央エリアで
地域密着型の不動産会社

一誠商事は、創業50年を迎えた地域密着型の不動産会社です。賃貸・管理・売買・保険・リフォームを取り扱っており、お客様のお悩み事をワンストップで解決いたします。

所有しているアパート・マンションの空室が多くて困っている、空き家の管理を依頼したい、自宅を売却したい、住み替えを検討している等、不動産に関することならなんでもご相談ください。

創業50年、茨城県南・県央エリアで地域密着型の不動産会社