【エリア別】茨城県の一戸建て価格相場を一覧で紹介！購入時の諸費用やポイントも

【エリア別】茨城県の一戸建て価格相場

まずエリア別に、各市町村の一戸建て（新築・建売・中古）価格相場を見ておきましょう。

【県北】

日立市	約1,900万円
常陸太田市	約1,400万円
高萩市	約1,800万円
北茨城市	約1,300万円
常陸大宮市	約1,500万円
大子町	約－万円

【県央】

水戸市	約2,300万円
笠間市	約2,200万円
ひたちなか市	約2,400万円
那珂市	約2,200万円
小美玉市	約1,600万円
茨城町	約1,700万円
大洗町	約2,200万円
城里町	約1,300万円
東海村	約2,300万円

【県西】

古河市	約2,000万円
結城市	約2,100万円
下妻市	約2,100万円
常陸氏	約1,900万円
筑西市	約1,600万円
坂東市	約2,100万円
八千代町	約1,300万円
五霞町	約－万円
境町	約1,800万円
桜川市	約1,700万円

【県南】

土浦市	約2,300万円
石岡市	約2,100万円
龍ケ崎市	約2,000万円
取手市	約2,400万円
牛久市	約2,400万円
つくば市	約3,100万円
守谷市	約3,400万円
稲敷市	約1,100万円
かすみがうら市	約2,200万円
つくばみらい市	約2,500万円
美浦村	約1,000万円
阿見町	約2,100万円
河内町	約－万円
利根町	約1,300万円

【鹿行】

鹿嶋市	約1,600万円
潮来市	約1,300万円
神栖市	約2,300万円
行方市	約1,300万円
鉾田市	約800万円

茨城県全域の価格相場は約1,900万円

茨城県のほぼ全域（大子町、五霞町、河内町を除く）の一戸建て価格相場を平均すると、約1,900万円程度です。

一方、全国に目を転じると、2022年度における一戸建ての価格相場は以下のとおりです。

土地付き注文住宅	4,694万円
建売住宅	3,719万円
注文住宅	3,717万円
中古戸建て	2,704万円

参考：住宅金融支援機構「2022年度 フラット35利用者調査」
茨城県の一戸建ての価格相場は、全国的に見て低いといえます。コストを抑えて一戸建てを手に入れたい方にとって、茨城県はおすすめのエリアです。

価格相場が最も高いのは守谷市

茨城県の市区町村のなかで一戸建ての価格相場が最も高いのは、守谷市の約3,400万円です。

県南に位置する守谷市は、素晴らしい住環境と首都圏へのアクセスの良さで人口流入が続くベッドタウンです。

守谷市にはつくばエクスプレスの快速列車が停車することもあり、最短32分で秋葉原に到着します。守谷始発になる便が多い点も見逃せません。また、車での首都圏アクセスも良好です。

また、市内には多くの公園が整備され、首都圏のベッドタウンとしては珍しく、豊かな自然と共生した街並みを保持しています。

充実した商業施設や飲食店により生活利便性の評価も高く、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2023（北関東版）」では5年連続で1位を獲得しています。

価格相場がリーズナブルなのは水戸市

県央に位置する県庁所在地・水戸市の一戸建て価格相場は、約2,300万円です。人口約26万8,000人（2023年7月1日現在）と過度な集中もありません。

中心市街地や郊外に商業施設・飲食店が充実しており、欲しいものは近場でそろいます。一方で、海や山などの自然も近く、少し車で出かければアウトドア活動が楽しめます。

水戸市に移住した方から聞かれる「ほどよく田舎で、ほどよく便利」との声は、水戸での暮らしをうまく表現しているでしょう。

都内までは電車で約1時間15分です。通勤が不可能な距離ではないですが、水戸市内に就業場所が十分あることから、長年にわたり水戸で暮らす方も多いようです。

また、水戸市では子育て世帯の経済負担を軽減する施策として、市立中学校の給食費無償化や「小・中学校新入生応援金」の支給を行っています（2023年5月現在）。

この住みやすさを考えると、水戸市の戸建て価格はリーズナブルといえます。

茨城県で一戸建てを購入する際の諸費用

一戸建てを購入する際は、家や土地の対価だけでなく、手続きのための諸費用が必要です。諸費用は家を買った時点での現金払いとなることも多いため、あらかじめ知っておきましょう。

物件にかかる諸費用

物件を取得するにあたって必要な費用には、以下のようなものがあります。

不動産取得税

不動産を取得した時にかかる地方税です。取得後しばらくすると、自治体から納税通知書が送られてきます。

印紙税

印紙税法で定められた課税文書には、印紙税が課されます。新築する場合の工事請負契約書、家を買う場合の不動産売買契約書などが対象です。

登録免許税

登記の際に課税される税金です。新築住宅を取得した時は所有権保存登記、売買により住宅を取得した時は所有権移転登記を行います。

仲介手数料

物件を仲介した不動産会社に支払う手数料です。宅地建物取引業法で上限額が定められており、売却価格が400万円を超える場合「売却価格の3％に6万円を加えた額＋消費税」で計算できます。

住宅ローンにかかる諸費用

住宅ローンを利用する際には、以下のような費用がかかります。このうち融資事務手数料・ローン保証料の支払先は金融機関です。ローンにかかる費用を比較する際は、金利も含めたトータルの金額を見ることが大切です。

印紙税

住宅ローン契約書も課税文書です。契約書に記載された金額によって、税額は異なります。

登録免許税

住宅ローン取り組み時に行う、抵当権設定登記申請にかかる税金です。

融資事務手数料

融資実行時に金融機関に対して支払う手数料です。定額で3～5万円のこともあれば、借入金額に対して定率の手数料を設定している金融機関もあります。

定率では2.2％を求める金融機関が多く、この場合3,000万円の融資で66万円と、まとまった金額の手数料になります。

ローン保証料

保証会社にローンの保証人となってもらうための費用です。融資事務手数料が定額の場合に別途必要となることがあります。毎月のローン返済時に上乗せや契約時に一括前払いなど支払方法はさまざまですが、一括前払いの場合は借入金額1,000万円当たり20万円程度が目安です。

茨城県で一戸建てを購入するうえでのポイント

一戸建てを購入する際には多くの注意点がありますが、ここではポイントを3つ紹介します。

1つ目のポイントが、自然災害のリスクが低い場所に住むということです。

とりわけ近年は大雨による洪水や土砂災害が多発しており、自治体では被災想定区域や避難場所などを表示したハザードマップの作成が進んでいます。災害に関する情報を事前に確認し、余計な不安を抱かずに生活できる家を持ちましょう。

2つ目のポイントは、周辺施設の充実度です。商業施設、医療施設や教育機関が周辺に整っているか、将来的にも発展が期待できる地域か確認して、家を持つ場所を決めましょう。

3つ目のポイントは、間取りや部屋数の検討です。建売住宅など、すでに間取りが決まっている家を買う場合は、家族が暮らしやすいか、今後長期間の生活スタイルをシミュレーションして考えることが大切です。

家を購入するにあたっては、その土地で独自のネットワークを持つ地域密着型の不動産会社へ相談すると、優良物件を紹介してもらえる可能性が高いでしょう。

まとめ

茨城県は総じて一戸建ての価格が安く、都心に比べるとリーズナブルな費用で利便性と豊かな自然を兼ね備えたエリアに住むことが可能です。

茨城県つくば市に本社を置く一誠商事は、地域密着型の不動産会社です。茨城県内11店舗のほか秋葉原に東京支店を展開し、お客様の多様な不動産ニーズにお応えしています。

創業50年を超える経験と豊富な物件情報で、お客様が理想の住まいを実現できるよう、サービスをご提供します。茨城県に住宅のご購入をお考えの方は、ぜひ一誠商事にご相談ください。