水戸市への移住をお考えの方のなかには、水戸市がどういうところなのかよく知らない方もいるでしょう。気になってはいるものの、移住することで今の生活がどう変わるのか、いまいち想像できない方もいるかもしれません。
本記事では、水戸市に移住するメリットや魅力、移住に向けた4ステップを解説します。移住支援金や水戸市へ移住した方の声も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
水戸市の基本情報
水戸市は茨城県の県庁所在地で、県の中央部に位置しています。面積は217.32平方キロメートル、茨城県内では8番目の広さです。
2023年10月1日時点での総人口は26万8,231人、世帯数は12万5,938世帯となっています。
東側には海、西側には山があり、冬は寒さが厳しいものの比較的温和で過ごしやすい地域です。
水戸市に移住するメリットや魅力!
水戸市に移住するメリットや魅力について説明します。
教育や子育ての環境が整っている
水戸市には、小・中学校新入生応援金や中学校の給食費無償化をはじめとした、子育て世帯を助ける事業があります。
また、市内には保育所・幼稚園から大学までそろっています。仕事などで保護者が昼間に家をあけるご家庭に対して、小学生向けの放課後学級を実施しているのも良いポイントです。
さらに、水戸市には小規模特認校がいくつかあり、ICTや理科、体育といった特色ある教育を受けることもできます。
交通網が充実している
水戸駅を中心に交通網が発達しており、200を超えるバス路線のみならず、常磐線・大洗鹿島線・水郡線の電車路線が通っています。
そのほか高速道路のインターチェンジがあったり近くに茨城空港があったりと、近隣の市町村から全国各地まで、さまざまな場所へ気軽に向かうことができます。
水戸市から東京駅までは電車で1時間半程度なので、リモートワークが多い等、働き方によっては、都内で働いている方が水戸市に移住してもそのまま同じ仕事を続けられるでしょう。
お祭りやイベントを楽しめる
梅まつりや水戸黄門まつり、水戸黄門漫遊マラソンなど、水戸市ではさまざまなお祭りやイベントが楽しめます。特に偕楽園と弘道館で行われる梅まつりでは、約100品種、3,000本の梅が2~3月にかけて咲き、タイミングによって変わる景色が魅力的です。
水戸市は「水戸ホーリーホック」(サッカー)や「茨城ロボッツ」(バスケットボール)の本拠地でもあるため、休日にスタジアムへ出向いてスポーツ観戦をするのもよいでしょう。
交通網が発達している分、お住まいの地域によっては車を持っていない方も気軽に足を運べます。
歴史的建造物や文化施設が多い
水戸市には、日本三名園の一つである「偕楽園(かいらくえん)」や、日本最大規模の藩校である「弘道館」など、歴史的建造物が多く残っています。
水戸黒や水府提灯といった歴史のある工芸品の工法は、今もなお伝統として受け継がれています。
また、水戸芸術館や茨城県近代美術館のような文化施設も多く存在します。2023年7月2日からは、新たに水戸市民会館が加わりました。
美術や演劇、音楽などに触れられるのも、水戸市の魅力といえます。
自然豊かなエリアがある
水戸市は中心部にも郊外にもさまざまなジャンルのお店がありますが、その一方で自然を感じられるエリアもあります。
例えば、北西部にある水戸市森林公園には、アドベンチャー広場やふれあい牧場があります。偕楽園の南に位置する千波湖では白鳥をはじめ野鳥の観察を楽しめ、散歩コースとしても最適です。
周辺の市町村まで車を走らせれば、キャンプやスキーのようなアウトドアも楽しめます。春夏秋冬の移り変わりを体感できる水戸市は、大人も子どもも有意義な時間を過ごせる場所ではないでしょうか。
必見!水戸市の移住支援金交付事業について
水戸市への移住をお考えの方に特に知ってほしいのが、移住支援金交付事業です。
この制度は、東京都の特別区や対象地域から水戸市へ移住してきた方に対して、移住支援金が支給されるというものです。一人暮らしの方は60万円、2人以上の世帯なら100万円がもらえます。
18歳未満のお子様がいる世帯の場合は、お子様1人につき100万円が加算されます。
ただし、移住支援金を受け取るにはいくつかの要件を満たさなければなりません。「起業の場合」「就業の場合」「テレワークの場合」「関係人口の場合」でも要件は異なるため、自分が当てはまるか一度確認してみましょう。
具体的な要件は、水戸市ホームページの「移住支援事業について」に記載されています。
水戸市へ移住した人の声
実際に水戸市へ移住した方からは、以下のような声があがっています。
- 「アクセスが良く暮らしやすい」
- 「子育てへのサポートが充実している」
- 「野菜や果物が安くておいしい」
- 「東京へ出社することもできるし、リモートワークもできる環境なのが良い」
「水戸市に移住するメリットや魅力!」の見出しでお伝えしたように、水戸市へ移住した方は、交通網の充実さや子育て支援の手厚さなどを実感しているケースが多いようです。
移住者のなかには、別の地域で暮らしたあと水戸市へ戻ってきて生活している方もいます。
そのほか、渋滞や人混みといったストレスがなくなったという声もありました。
水戸市への移住に向けた4ステップ!
より心地良い生活を手に入れるためにも、ここでは水戸市への移住に向けた4ステップを紹介します。
ステップ1|移住する目的を明確にしよう
まずは、水戸市へ移住する目的を明確にしましょう。住みたいエリアや自分たちの住まい、仕事を選ぶ時の判断材料になりますし、そもそも水戸市への移住が向いているかが再確認できます。
そのため「美術や芸術を身近に感じたい」「自然豊かな場所で子育てがしたい」のように、どのような場所でどのような暮らしをしたいか、ご家族でよく話し合うことが大切です。
ステップ2|移住するエリアを選ぼう
水戸市は各エリアによって特徴が異なるため、どこへ移住するかを慎重に決める必要があります。その際は、移住する目的に沿ってエリアを絞り込んでいくのがおすすめです。
例えば赤塚駅周辺は穏やかな地域で、子育て世帯が多く見られます。スーパーやドラッグストア、服屋などがそろっており、車を持っていればより快適に暮らせるでしょう。
水戸駅周辺は生活拠点をコンパクトにまとめたい方に向いています。駅ビルには商業施設や飲食店がある一方、千波湖のような自然を感じられる場所、弘道館等の歴史を感じられる場所がバランス良くそろっているためです。
ステップ3|現地を訪れよう
移住したいエリアを決めたら、実際に現地へ足を運びましょう。現地の雰囲気や地元の方の人柄などに触れることで、移住した時の生活環境がイメージしやすくなります。
自治体によってはお試し移住や移住体験ツアーを実施しているところもあります。
なお、現地へ足を運ぶ前には、希望する移住エリアの情報収集を行うよう心がけましょう。
ちなみに、茨城県では笠間市や那珂市など合計6つの地域で移住体験が可能です。しかし水戸市では、2023年3月に1日だけの移住体験ツアーが開催されていたものの、移住体験自体は行われていません(2024年1月時点)。
ステップ4|住まいを探そう
住まいを見つけるうえで最初に決めることは「賃貸物件を借りる」「売買物件を購入する」のどちらにするかです。賃貸物件を借りてある程度生活してから、売買物件を購入するという方法もあります。
具体的な物件を探す手段としては、移住相談窓口の担当者への相談や不動産会社への相談、空き家バンクの活用などです。水戸市に精通している不動産会社であれば、利便性や地域の雰囲気を把握している分、理想の住まいが見つかりやすいでしょう。
一誠商事は、茨城県南・県央~東京エリアにある地域密着型の不動産会社です。水戸駅南支店や筑波大学前支店など合計12店舗を展開しているため、水戸市への移住をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。
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まとめ
茨城県の県庁所在地でもある水戸市は、子育てするための環境が整備されており、交通網が発達している地域です。お祭りやイベントを楽しむこともできるため、大人もお子様も過ごしやすいと感じるでしょう。
特定の要件を満たしていれば、移住支援金が受け取れるのも良い点です。
水戸市へ移住する際は、移住する目的を明確にするのが大切です。エリア選びや住まい探しをする時の軸になります。
一誠商事では、茨城県南・県央~東京エリアで独自のネットワークを展開しています。創業51年にもなる地域密着型の不動産会社であるため、移住先の住まいを探している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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