不動産投資は40代からでも始められる!適している理由や成功のポイントを解説

不動産投資は40代からでも始められる!適している理由や成功のポイントを解説

不動産投資に興味を持っているものの、年齢が気がかりという方もいるのではないでしょうか?例えば「40代からでも不動産投資は始められるのか?」と疑問に思う方も少なくないでしょう。

結論からお伝えすると、40代からでも不動産投資に挑戦することは可能です。そのうえ、ローンを利用する際に加入する団体信用生命保険を生命保険代わりとして利用できたり、家賃収入を老後資金に充てられたりと、さまざまなメリットを期待できます。

この記事では、不動産投資が40代に適している理由を詳しく紹介するとともに、不動産投資を行う際のポイントや注意点について解説します。

不動産投資が40代に適している4つの理由

不動産投資が40代に適している4つの理由
まずは、不動産投資が40代に適している理由を見ていきましょう。主に、以下の4つが挙げられます。

自己資金が少額でも始めやすい

不動産投資は、不動産投資ローンを活用すれば、少ない自己資金で始めることができます。これにより、子どもの教育資金や親の介護費用、住宅ローンの返済といった、生活するうえで欠かせない支出への影響を最小限に抑えることが可能です。

また、不動産投資のなかには、マンションの1部屋を購入して貸し出す「区分マンション投資」があります。この投資方法の場合は物件価格が比較的安いため、より少額の自己資金で始められる可能性があるでしょう。

不動産投資を少額から始めてみたいという方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。

少額から始める不動産投資!おすすめの投資法4選と少額投資のメリット・デメリットを解説

管理会社を利用すれば本業とも両立しやすい

不動産投資における賃貸経営では、管理会社に物件の管理や入居者対応を委託することが可能です。そのため、本業に割く時間が多い方や家族との時間を確保したい方にも適しているといえます。

さらに、管理会社を利用すると賃貸管理に関するトラブルを最小限に抑えつつ、家賃収入を得られるメリットも期待できます。

また、副業が禁止されている公務員の方でも、賃貸経営の管理を管理会社に委託する場合は不動産投資で収入を得ることが認められています。本業が公務員の方にとって、管理会社は不動産投資を始めるうえでの心強いパートナーといえるでしょう。

会社員や公務員が不動産投資を始めるメリットや注意点などは、以下の記事でそれぞれ解説しています。

サラリーマンが不動産投資を始めるメリットとは?成功のポイントや始める流れも紹介
公務員のアパート経営は違法?経営条件やメリット・デメリット、注意点を解説

生命保険の代わりになる

不動産投資でローンを活用して投資用不動産を取得する場合、団体信用生命保険(団信)に加入できます。団体信用生命保険とは、契約者が死亡、もしくは高度障害を負うなど万が一の事態に陥った場合、ローンの残金を保険金で相殺できる保険のことです。

団体信用生命保険に加入できるローンを活用して不動産投資を始めれば、将来自分自身に何かあっても、家族にローンを残す心配をせずに済みます。さらに、残された賃貸物件の家賃収入で、家族の生活をサポートできる点も強みといえるでしょう。

老後の準備にも適している

40代は、子どもの教育費や親の介護費用のほか、自分自身の老後の費用についても考え始める時期です。不動産投資は安定した家賃収入が期待できるため、老後の資金準備に適しているといえるでしょう。

加えて、ほかの投資方法に比べると始める前から収支を把握しやすく資金繰りの将来予測が立てやすい点も、老後の準備を目的とした場合のメリットとなり得ます。

40代から不動産投資を始める際の3つの注意点

40代からの不動産投資では、あらかじめ注意点についても把握しておくことが重要です。ここでは、不動産投資を始める際に注意すべきポイントを3つ解説します。

ローンの返済期間が短くなる可能性がある

不動産投資向けのローンは、金融機関によって変動するものの返済期間を最長35年まで設定できるのが一般的です。

ただし、40代では年齢制限によって、返済期間が35年より短くなる場合があります。金融機関では、完済時の年齢を考慮してローンの借入期間に上限年齢を設定しているためです。

したがって、不動産投資を始めるにあたってローンを活用する場合は、年齢制限に留意しながら無理のない返済プランを考えることが大切です。

団体信用生命保険に加入できない恐れがある

前述の団体信用生命保険は、加入前に病歴や通院の有無についてチェックされることがあるほか、現在の健康状態の申告が必要になる場合があります。健康状態の結果次第では加入が認められない、もしくは利用に条件が付けられる可能性があるでしょう。

団体信用生命保険に加入できない場合、不動産投資向けのローン自体が利用できない恐れもあるため注意が必要です。

突然のトラブルに備えた資金を用意しておく必要がある

不動産投資では、入居者が集まらず空室が続いてしまう、修繕費用が高く付いてしまうなどのリスクが生じる可能性があります。加えて、失業や突然の病気・事故など、人生におけるリスクについても考慮しなければなりません。

万が一の事態に備え、トラブルが生じた際に対処するための一定の資金を確保しておくことが重要です。

40代からの不動産投資を成功させるための5つのポイント

40代からの不動産投資を成功させるための5つのポイント

ここからは、前項の注意点を踏まえつつ、40代からの不動産投資を成功させるためのポイントを5つ紹介します。不動産投資を始めるか検討している方は、ぜひ参考にしてください。

不動産投資に関する知識を身に付ける

不動産投資を始める際は、事前に投資や経済に関する基礎知識を身に付けておくのがおすすめです。知識がない状態で投資を始めると、経営に不利な物件や契約を選んでいることに気付けなかったり、生じるリスクを把握しきれず適切に対応できなかったりすることがあるためです。

したがって、まずはインターネットや書籍、不動産投資に関するセミナーなどを通じて、不動産投資に関する知識を得ることから始めるとよいでしょう。

安定した家賃収入を得られそうかどうかを考慮する

不動産投資用の物件選びにおいて、「安定した家賃収入を得られるかどうか」は成功を左右する大事な要素です。

安定した家賃収入を確保できるか見極めるためにも、投資用不動産を探す際には以下の項目をチェックするようにしましょう。

  • 立地:駅に近いか、周辺に商業施設が充実しているか、人口は安定しているか
  • 物件の質:入居希望者の需要が満たせるか、宅配ボックスなどの設備は充実しているか
  • 周辺環境:日当たりは良いか、騒音を発する施設が近くにないか
  • 災害リスク:災害が発生しにくいか、災害の影響を受けにくいか、建物の耐震性は十分か
  • 収益性:表面利回りと実質利回りはどのくらいか、安定して利益を得られるか

初めて不動産投資を始めるにあたり、どの物件を選べばよいのか知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

不動産投資の最初の一棟はどれが良い?物件の特徴や選ぶときのポイントを紹介

リスクの少なさを重視する

不動産投資を成功させるためには、物件を選定・購入する時点からリスクを考慮しておくことが大切です。不動産投資におけるリスクとしては、空室や修繕費の発生、金利上昇、入居者の家賃滞納、家賃下落、不動産価値の変動、地震などの災害リスクが挙げられます。

空室や家賃滞納など、上記リスクの一部は物件選びや管理会社選びの時点から気を付けておくことで軽減できるでしょう。また、地震などの災害リスクについても、ハザードマップを確認し、必要に応じて火災保険とセットで地震保険へ加入するなどの対策を講じておくと効果的です。

健康管理に気を遣う

前述のとおり、健康状態によっては団体信用生命保険への加入が難しくなる恐れがあるだけでなく、ローンの利用自体にも影響をおよぼしかねません。したがって、不動産投資を始めるのであれば、自分自身の健康に気を遣うことも大切なポイントです。

本業や日常生活に加えて行う投資活動が体力面・精神面の負担となり、体調を崩したり病気にかかったりしてしまっては元も子もありません。不動産投資を始める際には本業や日常生活を含め、体や心に過度な負担をかけないように気を付けましょう。

専門家への相談も検討する

不動産投資をこれから始めようと考えるのであれば、前述した基礎知識の習得と併せて不動産投資の専門家に相談するのもおすすめです。専門家の知見による適切なアドバイスを参考にすることで、さまざまなリスクを回避できます。

税金や法律、市場調査、資金計画の相談にも乗ってもらえるため、不動産投資に成功したい方は検討してみるとよいでしょう。

まとめ

不動産投資は、40代からでも始めることが可能です。本業と両立しながら家賃収入を得られ、老後資金の準備ができる点は大きなメリットといえます。また、ローンを組んで投資用不動産を取得すると団体信用生命保険に加入でき、将来の不安に備えられる点もメリットです。

不動産投資を40代から検討するのであれば、投資や賃貸経営に関する知識を身に付けるだけでなく、健康面にも気を遣うことが欠かせません。必要に応じて専門家の意見を仰ぐことも検討しなければならないでしょう。

一誠商事では、不動産投資を始めてみたい方、すでに不動産投資を始められている方からのさまざまなご相談を承っています。「何から始めるべきかわからない」という方には、投資用不動産の選定から融資、運営までトータルでのサポートも実施可能です。

不動産投資にご興味のある方は、一誠商事までぜひお気軽にご相談ください。

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記事の監修者:一誠商事編集部

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