※2018年12月現在
ねえねえ、中古マンションを購入するとき、マンションの物件価格以外にもお金がかかるって聞いたよ。
それらは諸費用と言うもんじゃ。物件価格の約10%が目安となる。
そんなにかかるんだ。いつごろ払うの?
諸費用を払うタイミングは、大きく分けて、売買契約時、融資が実行される引き渡し時、入居後の3つじゃ。まず、売買契約時には次のようなものを払うんじゃ。
- 物件価格の一部に充当される「手付金」が物件価格の10%程度
- 売買契約書に貼る印紙税
- 仲介手数料(物件価格の3%+6万円)の半額(必要な場合)+消費税
一誠商事が売り主となる中古マンションを購入する場合は、仲介手数料は不要となるぞ。
売買契約時にもう諸費用が必要になるのね。
2,000万円のマンションを購入するとなると全部で諸費用は200万円くらいかかるだろうから、多めに見て半分くらいは準備しておくと安心かな?
そうじゃな。余裕をもっておいたほうが安心じゃ。次に、鍵をもらって引渡を受けるときのことを話そう。以下に示したぞ。
- 手付金を除いた残金
- 仲介手数料の残り分
- 借り入れのための手数料や保証料(金融機関や借り入れるローンによって違いあり)
- 火災保険料
- 登録免許税や司法書士への報酬
- 不動産取得税や固定資産税などの清算金
固定資産税の清算金って何?
マンションを所有すると、毎年、固定資産税と都市計画税を納めることになるんじゃ。これらの税金は1月1日時点で所有している人が、1年分を支払うことになっておる。つまり、途中で所有者が変わった場合、売り主が買い主の分も余分に払っていることになるんじゃな。だから、マンションの持ち主が変わった時点で、日割り計算して買い主が売り主に清算金を払うことになるぞ。
ふーん、そうなんだー。
引き渡し後も必要な分があるぞ。
- リフォーム費用(必要な場合)
- 引っ越し代や家具家電の購入費
- 不動産取得税
- 固定資産税、都市計画税
不動産取得税は1回限りじゃが、固定資産税や都市計画税は毎年払う必要があるぞ。
買ってからのことも考えなきゃね。
このほか、毎月、管理費や修繕積立金、駐車場を使用するならその分も必要じゃ。ただし、これらには室内(専有部分)の設備の取り換えや修繕費用は含まれておらん。きちんと資金計画をしておきたいぞ。
余裕をもった資金計画を立てたいね。ハカセ、ありがとう!
今回のポイント
- その1 諸費用は物件価格の約10%と見込んでおこう!
- その2 物件引渡時には固定資産税の清算が必要!
- その3 購入後は固定資産税や管理費、修繕積立金がかかる!
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記事の監修者:一誠商事編集部
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